鎌倉五山第三」位の寺。臨済宗建長寺派の寺、開基は北条政子で開山は栄西です。
境内は、1966年(昭和41年)国の史跡に指定されました。 源頼朝が没した翌年の1200年(正治2年)に妻の北条政子が創建しました。政子と実朝の墓と伝えられるやぐらがあります。
ゆかりの文人 中原中也、草間時光、籾山梓月が住んでいました。
鎌倉五山第三」位の寺。臨済宗建長寺派の寺、開基は北条政子で開山は栄西です。
境内は、1966年(昭和41年)国の史跡に指定されました。 源頼朝が没した翌年の1200年(正治2年)に妻の北条政子が創建しました。政子と実朝の墓と伝えられるやぐらがあります。
ゆかりの文人 中原中也、草間時光、籾山梓月が住んでいました。
建長5年(1253年)に宗尊親王の命により、藤原仲能が創建しました。
鎌倉幕府滅亡時に焼失しましたが、応永元年(1394年)に上杉氏定の開基、心昭空外を開山として再興されました。
海蔵寺近辺には北欧文学者の宮原晃一郎が住み、境内には清水元吉句碑があります。
源氏山公園は、緑豊かな自然に囲まれた広い公園です。公園のすぐわきには、鎌倉の七切通の一つで、国の史跡でもある化粧坂があり、園内には頼朝像・広場などがあります。春には桜、秋には紅葉が楽しめます。
近くに葛原岡神社、銭洗弁天、佐助稲荷があり、 高徳院に抜ける大仏ハイキングコースが通っています。
立原正秋「東ヶ谷三房だより」より
「ときたま山を歩いてまちにでることがある。 ・・いずれの道をとるにしても葛原岡神社の前を通る。・・・」
材木座にある浄土宗の寺で、ご本尊は木造阿弥陀三尊像です。
保存されている古文書・典籍類も豊富で、鎌倉時代の作である国宝当麻曼荼羅演技二巻の絵巻をはじめとした絵画もあります。
周辺にゆかりの文人
吉井勇、久保田万太郎、竹山道雄、夏目漱石、円地文子など
武者小路実篤は幼少期の毎夏光明寺で過ごしていました。
長谷にある浄土宗の寺で、大仏様として親しまれている国宝の阿弥陀如来です。
2004年、境内一帯が「鎌倉大仏殿跡」の名称で国の史跡に指定されましたが、開基と開山は不詳とされています。
ゆかりの文人
与謝野鉄幹、星野立子、金子薫園、吉屋信子、大佛次郎ほか
境内には与謝野晶子の歌碑があります。
浄土宗の寺で長谷観音として知られています。ご本尊は木造の十一面観音で、木造としては日本最大とされています。
長谷寺近くのゆかりの文人
真下喜太郎、水上瀧太郎、犬養健など
境内には、高山樗牛記念碑や高浜虚子句碑、久米正雄胸像などがあります。
長谷にある鎌倉市立の資料館です。館内は、鎌倉ゆかりの文学、特に鎌倉文士をテーマにして展示されています。建物は、加賀100万石前田侯爵の別邸が市に寄贈されたものです。
鎌倉ゆかりの作家、大佛次郎、川端康成、高見順らの直筆原稿、手紙、愛用品等を見ることができます。庭園の一隅にはバラ園があり春と秋には見事なバラを楽しむことができます。
近くに、鎌倉では一番古いと言われている、甘縄神明神社や吉屋信子記念館があります。 詳しくはこちら
真言律宗の寺で、ご本尊は釈迦如来です。開基は北条重時で、中世には子院49箇院を有する大寺院でした。
鎌倉七口の一つである極楽寺坂切通が近くにありますが、極楽寺の開山忍性が切り開いたと伝えられています。切通の近くには鎌倉十井野一つ「星の井」があります。
近くには、広津柳浪、広津和郎が住んでいました。大岡正平は極楽寺に住んだ後、大磯に移りました。
成就院の創建は承久元年(1219年)で真言宗大覚寺派、ご本尊は不動明王。鎌倉幕府三代執権北条泰時により、弘法大師が修行した護摩壇跡に建立されました。
参道の上からは由比ケ浜の海岸を一望することができます。山上にある成就院は、鎌倉を守る要所でもありました。
ご本尊は大曼荼羅で、創建は延元年(1336~1340)です。日蓮の弟子日法上人が日蓮聖人像を安置したのが寺の始まりとされています。
鎌倉時代後期、日蓮は『立正安国論』を示し、国家安泰を説きましたが、捕らえられて龍ノ口刑場に引き出されます。その時、江の島の方から大きな玉のような光が飛来し日蓮は死刑を免れました。その後、佐渡へ流されますが、再び鎌倉に戻ってきました。
「由比ガ浜」
鎌倉市南部の相模湾に面し海水浴場として有名ですが、鎌倉時代には御家人同士の激戦地でした。
「稲村ケ崎公園」
鎌倉時代末期の元弘3年(1333年)新田義貞が挙兵し、北条氏の軍に勝利して鎌倉にせまったが、現在は鎌倉海浜公園として整備され、逗子開成中学校ボート部七里ヶ浜沖遭難事件(1910年)の慰霊碑(『真白き富士の根』などがあります。
「七里ガ浜」
日本の渚百選の一つです。
地形が「江」の字に似ていることが名前の由来です。裸弁財天を祀る江島神社は、琵琶湖の竹生嶋、安芸の宮島とともに日本三弁天の一つです。
川端康成「東海道」より
「江の島が、お前、浮いたり沈んだりしているんだってさ。・・・江の島と片瀬との間に、」砂が吹き寄せられて、この砂州で、陸につながろうとするらしい。…」
仏教寺院は、片瀬山の山麓に分布しています。泉蔵寺 (高野山真言宗)、宝盛山薬師院密蔵寺 (真言宗大覚寺派)、龍口山本蓮寺 (日蓮宗)、龍口山常立寺 (日蓮宗)、寂光山龍口寺 (日蓮宗)です。